2026.03.27
ホルムズ海峡封鎖 半導体供給への影響/DRAM不足はいつまで続くのか?
[ホルムズ海峡封鎖 半導体供給への影響 ]
メモリー供給懸念に続き(まだ継続中)、今度はイラン紛争、ホルムズ海峡封鎖による我が業界への影響です。
原油価格が高騰し、ナフサも1カ月の間に約1.5倍となった模様です。
弊社も部品以外の事業の一環として某時計メーカー様向け時計部品の購買代行を行っていますが、つい3日前に某塗料メーカーより4月からの20%以上の値上通知がありました。
半導体や電子部品メーカーにおいてはまだ具体的な値上げ通知の話は聞かれませんが、今後、部品メーカーからもこのような通知が皆さまの会社にもいくのでしょうか。部品調達ご担当様におかれましては立て続けで、心中お察しいたします。。。
値上だけならまだ良いですが、半導体そのものの生産への影響と供給が危惧されます。
ヘリウム、アルミニウム合金、硫酸などの供給にも影響が出てくる可能性が指摘されています。特にヘリウムについて、世界の埋蔵量の約2割を占めるカタール産のヘリウムはホルムズ海峡を経由して輸出されるため、封鎖により供給が停滞している模様です。ヘリウムは半導体製造の冷却や洗浄に不可欠で、代替が難しいため「入荷待ち」の状態が発生し始めています。
ただ一方、ホルムズ海峡を経由しないルート利用のタンカーも近く日本に到着するような話もあります。
事態解決になるのでしょうか。。。
アメリカとイランの交渉は未だ決裂している模様ですし、事態の長期化となれば全世界のサプライチェーンにより多くの影響を受けるでしょう。
半導体の製造は多種多様な素材や装置が複雑に絡み合って製造されいますから予想外の素材等での供給難も想定されます。本当に早い終結することを願うばかりです。
参考資料(イラン戦争による供給混乱、半導体業界にも影-エネルギーや資材で)
[DRAM不足はいつまで続くのか?]
以前、弊社から配信させて頂いたメルマガには2027年までDRAMの供給不足が続くのでは?との記事を書きましたが、SK Hynixの会長はチップの土台となるウェーハ自体の不足を挙げ、需給バランスの回復には少なくとも4〜5年はかかると述べているようです。
また、Sumsungはメモリー不足の転換点は2028年と予想しているようです。
困ったものですね、、、電機製品によっては作れば作るほど赤字、という製品も出て来ているようです。
そういうこともあり、先日、筆者の中学生になる娘が任天堂スイッチ2が欲しいと言い出したものの、勝手に任天堂に気を使ってやんわりダメだと伝えました。(任天堂が赤字かは不明ですが、、) というより、実のところ単なるケチな父親なだけですが。。。笑